屋外水道管の凍結破裂
水道パイプの凍結による水漏れ
冬場に気温がマイナス3℃を下回ると屋外の水道パイプや蛇口が凍結して破裂することで水漏れが発生することがあります。
凍結破裂は屋外に置いてある給湯器の近くや建物の北側で発生することが多く、経年でパイプが劣化したり、凍結防止の目的でパイプに巻いてある保温材の一部がはがれていると発生する可能性が高くなります。
凍結破裂は屋外に置いてある給湯器の近くや建物の北側で発生することが多く、経年でパイプが劣化したり、凍結防止の目的でパイプに巻いてある保温材の一部がはがれていると発生する可能性が高くなります。
修理範囲と修理方法
建築後20数年以上が経過している建物では給湯管に銅管が使用させていることが殆どです。
銅管は金属の中では比較的に柔らかい素材であるために、20年以上も使用していると水流によって曲がり角付近の厚みが薄くなりやすいことに加えて、熱伝導に優れていることが災いして凍りやすいパイプです。
凍結破裂をしたときに破裂箇所のみの修理を行うと、数日後や数週間後にまた別の箇所が凍結破裂することが度々起きています。
既存の銅管の長さと費用によると思いますが、将来的なメンテナンスを考慮すると屋外に出ている銅管だけでも交換しておくほうが良い場合があります。
予算(見積もり金額)と劣化具合を参考に、部分修理を行うか、屋外銅管を最新のパイプ材に交換するか一度検討されてみてください。
部分修理を行う場合は銅管や銅管アダプターを使用して修理を行います。
ある程度の長さ以上の銅管を交換する場合は耐熱塩ビ管や架橋ポリエチレン管に交換します。
お問合せとお申込み方法
- 凍結破裂をした場合は、まず最初に水を止めることをお勧めしています。
- 戸建て住宅の場合は屋外の地面に水道メーター(量水器)がありますで、そのフタを開けて中にある水道元栓を閉めてください。
水道メーターの横に水道元栓がない場合は地面に「止水栓」と書いたフタがないか探してみてください。
- 水が止まりましたら、電話で修理をお申込みください。
- その時に建物の建築後年数をおたずねしますので、建ってからのおよその年数を思い出してください。
気持ちと体力に余裕がある場合は、パイプの素材を確かめてください。
おうど色の銅管、グレーか紺色のプラスチックの様な塩ビパイプ、グレーで錆びている金属パイプのどれかだと思います。建築後10年と少しくらいのお宅だと白いプラスチックの様なパイプの場合もあります。
素材が事前にわかれば修理部品を用意するのに役立つのですが、必須ではありませんのでもし分かれば程度でけっこうです。凍結破裂をしているということは、かなり寒いので無理をされない様にお願いいたします。
水道料金の減額申請
凍結破裂をしてから数日以上、場合によっては数週間も気がつかないことがあるようです。
凍結破裂に気がつかない場合は24時間ずっと水漏れしているため、水道使用量が跳ね上がり、使用量分の水道料金請求書が届くことになります。
お住まいの地域によっては修理時に書類を記載して水道料金の減額申請ができる場合がありますので、詳しく知りたい方は管轄の水道局までお問合せください。
凍結破裂に気がつかない場合は24時間ずっと水漏れしているため、水道使用量が跳ね上がり、使用量分の水道料金請求書が届くことになります。
お住まいの地域によっては修理時に書類を記載して水道料金の減額申請ができる場合がありますので、詳しく知りたい方は管轄の水道局までお問合せください。